有限会社 鍵屋薬品本舗の歴史 | 鍵屋薬品本舗

(有)鍵屋薬品本舗の歴史

創業は320余年以上も遡る江戸・元禄時代。紀州藩(現在の和歌山県)出身で長崎で生活していた立石某が中国から入ってきた薬を日本人の体質に合うように処方し改善をし製造したのが「鍵屋肥児丸(ひにがん)」。

これを弊社が漢方小児家伝薬として受け継いでまいりました。

屋号である「鍵屋」の由来は鍵(かぎ)の作り方を秘密にしたように薬の製法も秘伝とされていたことから名づけられました。現在の代表である福地弘充は創業者から数えて十五代目に当たります。

店舗にある看板

屋号の「鍵屋」は今を遡ること三百年前、江戸元禄時代、薬の製法技術や錠前の鍵の製法技術を秘密としたことに倣い、共に秘密とされたことから殿様より賜った屋号をそのまま踏襲しています。

鍵屋・肥児丸【ひにがん】と鍵屋・順和湯【じゅんわとう】

子供の食欲不振や胃弱、過食など、俗に言われる「疳(かん)虫」と呼ばれる胃腸障害などに効果、効能があるといわれている「鍵屋肥児丸」。老舗の秘伝薬として暖簾とともに代々、受け継がれてきました。【かんむし胃腸の良薬】
時は元禄申戌七年、漢方小児家伝薬としてその製法の確立をみました。
紀州藩出身で当時長崎在住であった立石開祖の手により、中国漢方古書を元としています。「回春肥児丸」を日本人の体質に合わせ処方改善し造り上げられた漢方小児家伝薬です。

肥児丸と並んで鍵屋薬品本舗で製造されている「順和湯」。
こちらは女性特有の症状(産前産後、妊娠のむくみ、つわり、ヒステリー、月経不順、足腰の痛み、手足腰冷込み、逆上(のぼせ)、頭痛、感冒、更年期障害、更年期の神経症、めまい)などに効能・効果があります。
厳選された天然の草根木皮を配合したご婦人専門の漢方薬製剤です。

長崎でも初めてのチンドン屋

昭和戦後間もない、テレビなどがまだ今日のように普及してない時代。当代でも珍しいチンドン屋を鍵屋肥児丸の宣伝として採用、当時も斬新な方法で市内で評判となり、市民に大変親しまれていました。
長崎でも初めてのチンドン屋として三味線を弾き、飾り傘をさして鍵屋肥児丸を宣伝してくれた伊藤辰二郎さんを思い偲んでくださる方々もまだ多くいらっしゃいます。

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